GTやF1などのコックピットも格好良いですよね。
ぱんだり(@pandaryman)でございます。
出会いは、とある婚礼カメラマンさんがきっかけに…
この秋、ふとした縁で、とある婚礼カメラマンさんの事務所にお邪魔しました。
ふと見るとキーボードの横に不思議なダイヤルが光っているではありませんか?
何の気なしに、そのカメラマンさんにダイヤルの事を聞いてみました。
それが、RevOmateとの出会いでした。
それがきっかけで僕も購入してみましたが、なんとも使いやすい!
Photoshopのブラシサイズを変更するのに、ダイヤルを回すだけ!
(ブラシ・スポット修復ブラシ・覆い焼き・焼き込み・スポンジ・スタンプなどの僕がよく使うツールのサイズ変更が楽になる!!)
何百コマの女性の写真をがっつりと綺麗にレタッチしなければならない仕事を抱えていた僕は、飛びつきました。
これがなければ、2020年内に仕事を仕上げられませんでした。マジで。
きっとRevOmateとは離れられないだろう…
なんて思っていました。
人間、いえ、ヒトパンダは罪深いものです。
数か月後、僕の机にはTourBoxが並んでいました。
どちらも2万円もあれば購入できる左手ツール。
もちろん、現像専用などの高級なものになれば1機能1ダイヤルくらいの感じですが、まずはとっかかりとして買うにはとても良いのではないかと、そう思っております。
ということで、これから先は完全にぱんだりの個人的主観で書いていきます。
RevOmateは質感のとても良い、シンプルで柔軟なダイヤル
RevOmate は ビットトレードワンという会社が取り扱っている左手ツール。
詳しい話は、興味がある人が調べてみてくださればよいと思いますが、
1ダイヤルに10個のボタンという非常にシンプルな構成。
しかし、とても小さいサイズでダイヤルの高級感はかなり恰好良いです。
カフェで現像したりしてドヤりたいなら、RevOmateが一番でしょう!
実際、RevOmateを机上に置くと、周りの注目度が半端ないです。(実際、僕も注目させられた側ですが)
RevOmateはまず設定が必要
RevOmateは最初は何もできません。
サイトからファームウェアをダウンロードして、設定ソフトで設定してあげる必要があります。
それでも、PHOTOSHOPをはじめ、複数のソフトのプリセットが入っているので、よく使う機能を各種ボタンにセットしてあげれば良いだけです。
マクロが使えるなど、非常に高機能なようですが、僕はまだそこまでは使いこなしていません。
一つ最高なのは、これらの設定を本体内に記憶するということです。
例えば、複数台の端末を持っていたとしても、一度セットアップしてしまえば、別の端末でも同じように使うことが出来るのです。
(WinとMacで同じ設定でいけるかは知らない)
プロファイルは3つ設定できるようで、それぞれに色を付けておけばどのプロファイルを使用しているかも一目瞭然ですね。
なにより非常に小さいので、持ち運びに困らないというのはとても大きなメリットです。
ダイヤルの感度は、非常に良い個体に当たりました。(個体差があるかどうかは不明)
もう少しダイヤルが重くても良いかな?というのはあくまでも主観です。
※ちなみに、周辺のボタンはあまり使っていないです。(覚えられない)
TourBoxは必要最小限に多機能な左手ツール
ヒトパンダとは罪深きもので、さらなる欲求が出てきました。
折角なら、透明度をダイヤルで変えたい、肩さもダイヤルで変えたい、なんならズームも楽にしたい…
アレもコレも欲しがる子供です。
左手ツールとキーボードを頻繁に行き来する左手が、ストレスを貯め始めたのです。
そして、出会ったのが、TourBox。
Facebookの広告で頻繁に目にしていたので、気になっていました。
ふと気づくと、彼女は僕の机の上で、RevOmateの隣にいました。
TourBoxは最初からPhotoshopのプリセットが組み込まれていて楽ちん!
TourBoxコンソールというソフトをインストールする必要があります。
インストールしてしまえば、すぐにPhotoshopで簡単にレタッチできるようになります。
もちろん、カスタマイズ性能も抜群!あらかじめしっかりとプリセットが入っているので自分が使いやすいように設定するだけです。
しかし、ソフト側で管理するので、複数の端末で1台のTourBoxを使用する場合はそれぞれの端末にTourBoxコンソールをインストールし、それぞれ設定しなければいけません。
プリセットはPhotoshopやLightroomがあらかじめ入っていて、ソフトを判別する機能もあるようです。便利!
でも、どのプリセットを今使っているか、ちょっとわかりにくいのが残念。
様々なプリセットが公開されていて、ダウンロードすれば使えるようです。それは非常に便利ですよね。
これらについては、今後、僕も使っていこうと思っています。
Windowsであれば(Macはわからない)十字キーに対応する表示がデスクトップ上に居座ります。
僕は、うざったいなと感じましたので非表示にしました。そもそもまだ十字キー使ってない…
TourBoxの質感は好みが分かれるかもしれない
質感はマットブラック。
ダイヤル類はプラスティックのようで、ダイヤルを回す感じも少し安っぽく感じてしまう。
それでも、機能から言えば非常にコスパが高いなと思うので、こういうところでコストダウンを図ってくれてるのだろうなぁというのが印象。
ちょっと手の型がついていたので、濡れた布で拭いたら…よけいにひどくなってしまった(涙
この件については自己責任。
サイズ感は、少し大きめで重めなので、持ち歩くのは人によっては大丈夫かもしれないし、人によっては嫌かもしれない。
ただ、見た目の「ゲーム」感はすごく好きです。
結果的にTourBoxがメインの座を奪った
TourBoxはダイヤルのが数がちょうどよいように感じた。
RevOmateだと、僕の使い方では左手がキーボードと行き来する回数が増えてしまった。
むしろ、キーボードショートカットをメインとして、手のひらを当てるようにダイヤルを回してブラシサイズを変更していた。(だからボタンをほとんど使っていない)
TourBoxはブラシサイズだけでなく、ズーム・ブラシの透明度・ブラシの硬さまでしっかりとサポートしている。明らかにキーボードへの左手の割合が減った。
まだまだ使い始めたばかりなので、これからカスタマイズしていくつもり。
Photoshop作業でのキーボード率が1割くらいになるように、ほとんどの機能を順次TourBoxに割り当てていこうと思っている。
それくらいに、このTourBoxは高機能で、使いやすい。(が、たまにダイヤルの反応が悪くてイラっとするけど。)
それでもRevOmateは使っている時の高級感は気持ちよい。そんなわけで、サブPCではRevOmateがしっかりと居座っていたりする。
どちらもよくて、素敵な左手ツールであることは間違いないと思うのです。
おまけ:レタッチ動画
おまけとして、何も使わない時のレタッチ、RevOmateを使ってのレタッチ、TourBoxを使ってのレタッチを動画に残してみました。
レタッチはちょっと大げさなレタッチにしてます(対して深く考えてない)
TourBoxに関してはカスタマイズしていない状態なので、いつもと使い勝手が違ってうごきがぎこちないけれどお許しください。
(それをいうとRevOmateもRevOmateメインにしているので、いつもと違って少しぎこちないけれど。)
あと、キーボードショートカットも今回はほとんど使ってないので、「キーボードショートカット使った方が速ぇのに、こいつバカじゃね?」なんていうマウントは不要でございます。
なかなか伝わりにくいかもしれないけれど、これらの2つのツールで、僕はとても楽になりました。
特にセンサーダストを消していく作業や、肌を綺麗にする作業が、「クオリティを残したまま短い時間で処理できるようになった」のは非常に助かりました。
また、ちょうど右手を痛めていた時期で、左手ツールを導入することで右手の負担が減ったというのも予想外の効果でした。
どちらが正解だとか、もっと高価なものでなければ不正解だとかそんな事をいうつもりはさらさらなくて、入門的な金額で購入できる左手ツールとして、すごく良いと感じました。
もし、現像からもう一歩進んで「レタッチ」をしてみたいなと思いましたら、こういったツールの導入もおススメいたします。
それでは今回はこの辺で。へばなっ!
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