もんげー!!ぱんだり(@pandaryman)じゃけぇ!
今日も読んで頂き、ありがとうございます。
ぱんだりは”元”婚礼屋ですが、現役ではありません。
そして、各会場さんやカメラマンさんそれぞれの流儀があることも知っています。
それらを否定するつもりは一切なく、
これは”ぱんだりなりの経験則でしかない”程度に受け取って頂けると助かります。
また、サンプルを出したかったのですが諸般の事情で出せる写真がほとんどありません。
ごめんなさい。
前回のお話と今後のお話
前回は、ぱんだり自身のお話と、精神論(マナーの部分)的なお話でした。
結婚式の写真を撮ることになった素人カメラマンが 知っておくと良いこと ~1.精神論編~
今回は、進行表を手に入れてから確認する事柄のお話です。
それは別にいらないよって方は、以下のお話へ飛んで頂けると良いかと思います。
結婚式の写真を撮ることになった素人カメラマンが 知っておくと良いこと ~3.当日編~
進行表の種類
会場にもよりますが、複数の進行表があることが多いです。
2.式次第 … 挙式の進行表(無いところもあります)
3.披露宴進行表 … 披露宴の進行表(これはあるはずなので、必要です)
僕は当日は、これらをA4両面1枚にして、折りたたんでスーツのポケットにいれてます。
※僕の場合は、孫請けなので注意点を書いたシートが届く変わりに、当然のように式次第がありません。
こんな感じにしてます。自分で注意する点は、色ペンでチェックして忘れないようにします。
全体進行表のチェックポイント
全体進行表には、新郎新婦の入り時間、アップ(お仕度仕上がり)時間、お披楽喜時間などの他に、挙式から披露宴の間に行われるイベントについて記載されていることがあります。
意外とバカにできない全体進行表。
大体が、フラワーシャワーだったりブーケトスだったり、ラフ集合だったりします。
全体進行表は、場所移動について記載されていることが多いので、階と名前はチェックしておきます。※あとは、実際の場所を確認するだけでOKになります
親族集合写真と記念写真は全力回避!
親族集合写真も記載されていることが多いですね。
この親族集合写真の表記と依頼先についても注意してください。
ほとんどの場合、式場付属の写真屋が撮るようになってますが、なにかの手違いで撮ることになっている場合、全力で回避してください。
親族集合写真は、奥が深すぎます。
もちろん、プロを経験された方なら簡単でしょうが、その深さはご存じのはずなので安易に簡単とは言わないと思います。
悪いことは言いません。全力で回避してください。
もし回避できなかったら… がんばってね(*´▽`*)
また、集合写真と並んで記念写真といわれるタイプの写真も、何かの手違いで撮ることになっている場合は、全力で回避してください。
※友人や知り合いでの撮影の場合は、これらを撮ることはほとんどないと思います。
アルバイトとかで撮ることになってしまった場合は全力で回避してください。
集合写真と記念写真だけは、舐めてると恥ずかしい想いをします。特に、和装は…
関係者の名前はチェックしておきます
全体進行表や、披露宴進行表の場合もありますが、他のスタッフさん(プランナーさん、キャプテンさん、アテンドさん、司会者さん、ビデオさん)をチェックしておいた方が良いです。
特にプランナーさんにはこれからお世話になるわけですしね。
入り時間を決める
全体進行表には、お二人の入り時間もありますが、アップ(お仕度仕上がり)時間が書いてあります。
人によって違いますが、僕はアップ時間の30分前に到着するようにしています。
式前の撮影時間を確認しておく
挙式開始前に、イメージショットを撮る時間がありそうか確認します。※リップシーンとか。
会場によってはリハーサル後だったり、リハーサル前だったりします。
30分貰えるところもあれば、5分程度しかないこともあります。
この間で、何カット分のイメージショットを撮れるか、予習(イメージ)しておくと良いと思います。
お披楽喜後のイメージショット時間を確認しておく
同じ会場で2次会をする場合など、2次会の時間がかかれていたりすることがあります。
その時間には2次会が開始できるように、お披楽喜後のイメージショット時間を想定しておきます。
お二人も一日中気がはってお酒も入って、次の2次会もあったりします。
他のスタッフさんも飲まず食わずなので、お披楽喜後のイメージショットもある程度で納めておくほうが良いかもしれませんね。(15~30分くらい??)
挙式進行表のチェックポイント
挙式進行表は、存在しない場合もあるくらいに、進行表におけるチェックポイントはありません。
逆にいえば、会場側からすれば「なくて当たり前、できて当たり前」であって、そこに出入りしているカメラマンもできて当たり前とされているのです。
進行表がない場合は、当日リハーサルで完全に理解してください。
むしろ、進行表がある場合は、下見もしくはリハーサルで理解するために、知らないことを洗い出しておくと良いでしょうね。
と、ここまで書くと不安になってしまうと思いますが…
ご安心ください。
たとえば、ベールアップからのキスシーンは、司祭者が言っていきなりキスをするわけではありません。
必ず、少し間がありますので、反応が多少遅れてもなんとかなります。
挙式は、閉ざされた空間で行われる事なので、無理をせず、手堅く撮れば失敗しません。
披露宴進行表のチェックポイント
披露宴進行表が、こんな感じだったとします。この例でいえば13:00の開宴からいきなりのところもあります。
※実際には、きちんと名前などが入っています。
結婚式に参加された事がある方なら、大体のイメージがつかめるはずです。
不明な点があれば、そこは打ち合わせ時にチェックするようにします。
10:30 | お支度UP |
11:00 | リハーサル 受付開始 リハーサル後 ご親族様紹介 |
12:00 | 挙式 |
12:30 | ラフ集合 その後ご親族様は写場でご親族集合写真 |
13:00 | 披露宴 開宴(TX・WD)←式場独自の略語に注意。タキシード、ウェディングドレス 新郎新婦入場・ウェルカムスピーチ 主賓祝辞:新郎側→新婦側←席次があれば席をチェックしておきます 乾杯←席次があれば席をチェックしておきます ケーキ入刀・ファーストバイト テーブルフォト←テーブルフォトの順番に注意! |
14:00 | 新婦お色直し中座←一緒に中座する人をチェックします |
14:20 | 新郎お色直し中座←一緒に中座する人をチェックします |
14:30 | 新郎新婦入場 キャンドルサービス(紋・色)←式場独自の略語に注意。 |
14:40 | 余興←余興の内容が書いていなければ打ち合わせか、当日司会者さんに確認 |
15:10 | 新婦手紙 記念品贈呈(ストレート)←ストレートは自分の親、クロスは相手の親 両家代表謝辞 新郎あいさつ 退場 |
15:30 | お披楽喜 お見送り |
僕自身も何の気なしにやっていることもあるので、十分に書き出せていないのですが、基本的にわからないことは事前に洗い出しておきましょう。
さぁ、下見にいきましょう
お二人から担当者さんにアポイントメントをとってもらうか、自分で取るかをして下見をします。
できるだけ担当者さんの都合が良い時にしましょう。
そして、できるだけ爽やかに格好つけすぎず紳士な感じでいきましょう。
少なくともTPOを間違えると、相手によっては地雷を踏むことになりかねません。
ちょっと間違えたくらいで、とは思いますが、わざわざ損をする行動はしなくても良いんじゃないかと、僕はそう思います。
※「あのカメラマンぶさいくなのよぉ~嫌だわぁ~」って影で言われてたら泣きますけどね…
下見では、進行表で不明だった点を全て確認します。
※天気に左右される会場の場合は、雨の場合にどうなるかも確認しておきます!
僕は、以下の点を中心に確認しています。
2.控え室の場所、式場の場所、披露宴会場、受付の場所とその動線。
3.式前・披露宴後にお二人のイメージカットを撮る時間と場所はあるか?
4.挙式での立ち入り禁止場所、撮影禁止のタイミングはないか?
5.ラフ集合の撮影場所・脚立は借りることができるか?できないなら、脚立の置き場所はあるか?
6.披露宴開始直前に入場口で撮らせてもらうことが出来るか?(披露宴で二人揃う全身が撮れるタイミングはここだけ)
7.テーブルフォトの順番※まかされる場合も有り!<キケン>
(流派はあるが、新郎主賓テーブル、新婦主賓テーブル→新郎側→新婦側 など。主賓以降なりゆき が多い)
8.お色直し中座後の入場口 ※ガーデン系は、披露宴入場と別の場所の場合がある
9.記念品贈呈のストレート・クロス(ストレートは自分の両親へ。クロスは相手の両親へ)
10.会場の色温度・広さ・天井の高さ・天井の色・天井の角度・光の入り口・スポットライトの場所
特に赤字で記載したところは重要です。
4番なんて、場合によっては挙式中に司祭者さんから口頭注意される場合がありますからね。
そうなるとはずかしくてしょうがない状況に陥ってしまいますので、要注意です。
全員でラフな集合写真を撮るときなど、脚立を貸してくれることがあります。
貸してもらえない場合は自分で持ち込む必要があります。5段~6段くらいの脚立が良いでしょう。
テーブルフォトの順番は、人によっては異常に厳しい人もいます。
逆に、テーブルフォトで時間を調整する場合もあるので、時間が押している時は高速で確実に撮り続ける場合があります。最速1卓1分でまとめられるように、的確に指示ができると最強だと思います。
今まででプランナーさんからの、一番高速な要求は1卓30秒(移動時間含む)でした。
もちろん、できませんでしたが(笑
9の記念品贈呈のストレート・クロスは必須確認事項です。
ストレート(自分の両親に渡す)だと思っていたらクロスだったなんて、悲しいお話です。
確認したら、自分の意図にそって場所を確保すればよいだけです。(僕は新婦さんを狙います)
さぁ、ここまでで準備は完了です。
次回、当日編。
当日編は、それぞれ撮り方もあると思いますので、さらっと行きますよ~。
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