おっす!おら、ぱんだり(@pandaryman)!
今日も読んで頂き、ありがとうございます。
今日は、いつも使っているラジオスレーブについて書きます。
僕自身、いろんな人のお話をきいて現在に至っているわけですが、この話がだれかの何かになればいいかな、と思っております。
ぱんだりはストロビストとかではありません。
撮影は撮影スピード重視で、ある程度は適当にする主義です。
その辺を踏まえたうえで、一個人の想い、程度でとどめていただけると嬉しいです。
ラジオスレーブ購入までの道のり
目標にしているカメラマンさんがいます。
とても素敵な写真を撮られる方で、とても気さくな、同じくらいの年齢の方。
その会社のスタッフさんは皆明るくて、たまにお会いすると遠くでも、仕事中でも大きく手を振ってくれるような、そんな素敵な方です。
そのカメラマンさんの写真が、どうしてもストロボを使っているように見えて、その真似事を始めたのが、僕のはじまりです。
最初は、X接点からケーブルを延ばして、有線で撮影していましたが、どうにも取り回しが悪い。
なぜなら、光量を調整するのに、いちいちストロボのところまでいかなければいけないわけですから。
当時、Canonを使用していました。(むしろ、ぱんだり以外はいまでもCanon)
そして、CANON ST-E3-RT を入手したことから、ラジオスレーブ沼がはじまりました。
CANON ST-E3-RT について
当時、1年に1個はストロボを壊す、というくらいのペースでした。
580EXIIから600EX-RTになるのに、そう時間はかかりませんでした。
そして、ラジオスレーブが使いたかった僕は、CANON ST-E3-RT を入手しました。
実に興味深い
ガリレオの湯川教授の言葉が出てくるくらいに、とても面白いものでした。
ただ、それなりに不満はありました。
TTL | 使える。安心のCanon純正 |
HSS | 使える。安心のCanon純正 |
無線の距離 | 障害物があると小川一つ越えられない |
多灯 | ボタン操作が多くて使いにくい |
ストロボ制限 | Canon純正RTシリーズ縛り |
TTLが使えるというのは、当時の僕にはとても安心材料でした。
また、Canon純正というのも安心感がとてもあります。
ただ、当時は600EX-RTしかなく、コスト面は非常に痛いところでした。
また、多灯の時の操作が思ったより面倒なのと、無線の距離がどうしても短く、数mの小川を超えることすらままならないというのは思った以上に痛手でした。
今から思えば、きっと使いようが悪かったのでしょうけれど…
1灯で使う分には操作性もよく、Canon純正という安心感もあって、とても使いやすいものでした。
イルコさんとの出会い。そして、Cactusへ
オフカメラライティングとやらに弩はまりしている頃、イルコさんの存在をしりました。
そして、Cactus V6の存在も。
当時「純正こそがすべて!」と勘違いしていた僕も、ついにCactusへ足を踏み入れます。
なんて使いやすいんだ!!
V6IIが出たということでオークションで売られていたV6を安く入手した僕は、ここで感動します。
貰いものの540EZまで使えてしまうCactusV6.
左上のCactusはスタンドから落下して液晶破損。600EX-RT専用受信機になりさがりました。
まず、操作性。
非常にシンプル。そして、わかりやすい。
だからこそ、早い。
メカラウロコとは、こういう事を言うのだと知りました。
TTL | 使えない(はず) |
HSS | 使えない。(V6IIは使える) |
無線の距離 | 遠く遠く離れていてもOK |
多灯 | とても使いやすい |
ストロボ制限 | プロファイルがあるストロボなら使いやすい 例えばCanonのカメラでNikonのストロボも使える |
もちろん、TTLが使えないとかHSSが使えないとか、いろいろデメリットはあります。
それらの機能が不要な人には、とても良いと思いますし、HSSならV6IIを使えば良いと思います。
デメリットといえば、
送信側と受信側を準備しなければいけない(コスト問題)
ということ。
他にも照射角の制御とかいろいろありますが、V6IIでは改善されているようです。
そして、スタンド→Cactus→ストロボとなるため、機材が少し増えるというところでしょうか。
でも、その使いやすさは本当にシンプルで使いやすく、GODOXを手にいれた今でもCanon機はCactusがその座を明け渡さずにいます。
X-T3用のラジオスレーブとしてGODOX Xpro-Fを導入
ぱんだりをはじめてしばらくは、
XシリーズのカメラにCactus V6経由でCanonのストロボを使っていました。
個人的に、なんの不満もありませんでした。
しかしながら
人間はなんと欲深いものでしょう。
照射角をラジオスレーブで調整したくなってきました。
そして、Canonですでに導入していたGODOX V860IIcが意外と良かったこともあって、GODOX Xpro-Fを導入しました。
思ったより良かったXpro-F.でもCanonはCactusV6がいるから壊れるまではV6かな。
TTL | 使えるみたい(使ってない) |
HSS | 使えるみたい。(使ってない) |
無線の距離 | 遠く遠く離れていてもOK |
多灯 | 使いやすいけど、CactusV6には劣る |
ストロボ制限 | GODOXしばりだけれどTT360も使えるのが良い AD200とかも使ってみたい |
表には書いていませんが、ラジオスレーブで照射角が制御できるって、とっても素敵!
※CactusもRF60とかは普通に制御できるみたいですけれどね。
ストロボ本体がマニュアル専門ってことに目をつむれるなら、断然そっちが良いかもしれない。
GODOXしばりが気になりますが、KPIで買っても純正よりはるかに安価なストロボ群。
スタンドから落ちて壊れても諦めがつく値段というのはとても素敵です。
距離もそこそこ飛ぶので安心です。
操作感としては、Cactusより一手多い気がしますが、人よっては気にならないところでしょうね。
試しに、Xpro-FでCanon用のV860IIcを制御してみましたが、できました。
マルチマウントの方には優しい設計です。
そんなわけで、今はフジはGODOX Xpro-Fをメインのラジオスレーブとして使っています。
で、どのラジオスレーブが一番良いの?
ここから先は完全に、個人の「主観」や「慣れ」によって変わると思います。
ぱんだり個人としては、
・1灯または純正至上主義者であれば、Canon ST-E3-RT だと思います。
・多灯なら、GODOXかCactus。(NISSINは使ったことないのでわかりません)
・操作スピードは、手数でいえばCactusが一番少ないと思います。
しかし、荷物が増える、ストロボの落下リスクが増す という面ではGODOXが良いかと思います。
どちらにせよ、自分が一番使いやすいと思うラジオスレーブが一番良いのではないかな、というのが僕の結論です。
うまくまとまったところで(笑)、今日はこのへんで。
ほいじゃあの。
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